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埼玉県のセレクトショップ
「Real jam」代表 Real jam Co.という独自の 世界観を持つフィルターを通し、 それぞれコンセプトの異なる 3店舗を展開。 |
Real jam
埼玉県さいたま市大宮区大門町3-205 TEL_048-649-6866 11:00〜20:00 年中無休 |
————まずお店を始めたキッカケを教えて下さい。
96@Real jam Co.(以下96):もちろん洋服が好きだということが理由です。親が言うには10才に満たない年齢から、タンスを引っくり返して色だったり形だったりをその日の気分に合わせて洋服を着ていたそうです。自分自身でファッションを意識するようになったのは小学校5、6年ぐらいのときからです。自分で購入した服ではないのですが、コーディネートが子供っぽくないことから小学校の担任に注意されていました。人と同じではなく、違う服を好んでいましたからね。トラッドなモノが流行っていた時代だったので、VANのスタジャンだったり、マクレガーのニットにコーデュロイのパンツを合わせていたり、大分おませな感じでしたね(笑)。中学時代からは自分のそのときどきの生活や遊びに合わせて洋服を選ぶことによって、人生で洋服のことを考えることが主になっていきました。その頃からだんだんと洋服を着ることがすごく楽しくなってきて、洋服屋さんになろうと思いました。
————お店を大宮で開いた理由はあるのですか?
96:人との出会いですね。学生時代とかいろんな先輩がいたんだけどボクはなかなか憧れる先輩に出会うことがなかったんですよ。そんなとき埼玉にあるレコード屋さんに勤めている年上の方に出会い、彼が全部教えてくれたんですよね。ストリートルールというか遊ぶための線引きだったり、ルールの中でも楽しく遊べることを。その人にクラブも連れて行ってもらったし、音楽を掘り下げるきっかけを与えてもらいました。ルーツがどこにあるんだって話から、アーティストが何を思ってどう行動しているかをしっかりと教えてくれた、兄貴的なすごくカッコイイ先輩でした。10代後半から20代前半のときって言葉にできない変なモヤモヤしたストレスみたいなもののがあると思うんですよ。間接的かもしれませんが、クラブに行って叫んで汗を流すことによって、明日も楽しく元気に迎えられることができる。遊ぶことで発散ができたり、自分だけじゃなくてみんなが楽しくなれる遊び方っていうのを教えてくれたのが大宮という場所であり、出会った先輩方のおかげというのがあります。そんな想いから、「場所と人に恩返しがしたいな」と思ったときに今度は自分たちが次の世代に伝える番なんだと思いました。先輩の伝達の形はレコード屋だったけども、自分は洋服屋という方法を通して若い子たちに経験してきたことを伝えていきたいと思いました。
————お店を始めるにあたり、準備されたことは何かありますか?
96:宇都宮の百貨店に6年間勤め、接客を本気で学びました。自分の中でストリートのお店を開くとは決めていましたが、当時のストリートには接客という部分に重点を置いていないことから、ボクは百貨店という場所で.しっかりとしたサービスと流通を学びたい気持ちがありました。百貨店の中で接客というのはなんだろうと考えました。お客様の幸せを建前ではなく、本気で考えることがやはり1番大切ですね。「この洋服に出会ったことで、お客様の人生が好転するかもしれない」と本気で思ってもらえることが重要なことだと学びましたね。
————今後お店でなにを伝えたいですか?また大宮でどんな存在になっていきたいですか?
96:誰かに夢や影響を与えられる人間になれたらいいなというのが、自分が持つ生涯の目標です。ファッションの楽しさというのはもちろんですが、自分が今まで教えてもらったことをファッションというコンテンツを窓口にして人生の楽しさを伝えたいと想っています。今の時代ちゃんと叱ってくれる人や教えてくれる人だったり、本気で人と向き合っている人たちっていうのがいなくなってきちゃっているのかなと思うことがあります。だからボクはこのお店でお客様と向き合い続けていきたいです。